TDKは、車載用イーサネット10BASE-T1S向けコモンモードフィルタの新製品、ACT1210Eシリーズ(3.2 x 2.5 x 2.5 mm (L x W x H))を発表しました。
TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、車載用イーサネット10BASE-T1S向けコモンモードフィルタ「ACT1210Eシリーズ」(3.2 x 2.5 x 2.5 mm (L x W x H) )の新製品を発売しました。 新型コモンモードフィルターは、2023年2月から量産を開始する予定です。
車載用イーサネット10BASE-T1S向けの業界初のコモンモードフィルタで、TDK独自の巻線構造と最適な材料により、業界最高のSパラメータ(散乱パラメータ)、最大巻線間容量10pF、動作温度範囲-40~+125℃を実現。巻線と金属化端子をレーザ溶接することにより高い熱衝撃耐性と高い信頼性を実現しています。 これは、巻線と金属化された端子をレーザー溶接することで実現されています。
自動車の自律走行に注目が集まる中、先進運転支援システム(ADAS)などの安全機能に関連する電子制御ユニット(ECU)の搭載が日に日に増えています。 10BASE-T1Sは、P2P通信のみをサポートする100BASE-T1や1000BASE-T1と異なり、イーサネット通信規格の中で唯一、複数のECUを接続するマルチポイントトポロジーに対応しています。 現在では、規格間の統一を図るため、多地点接続をサポートするCAN、CAN FD、Flex-Ray規格をEthernetシステムに変換することを検討するお客様が増えてきています。 今回の新製品は、通信品質の向上やノイズの抑制など、これらのニーズに応えるものであることが証明されました。
TDKは車載用コモンモードフィルタを幅広く提供しており、現在主流のCAN、CAN FD、Flex-Rayプロトコルだけでなく、100BASE-T1や1000BASE-T1といった通信速度100メガビット/秒のEthernetプロトコルにも対応したフィルタが用意されています。 TDKは、今後も車載通信用コモンモードフィルタの包括的な製品ラインアップを提供し、お客様のニーズに応えていきます。
特長と用途
主な用途
- 車載用イーサネット通信システム(10BASE-T1S)
主な機能とメリット
- 業界初、車載イーサネット10BASE-T1S用コモンモードフィルタ
- 構造上、線間容量の低減が可能
- 巻線とメタライズ端子のレーザー溶接による高い信頼性
- AEC-Q200(バージョンD)要件に対応
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